2重ガラスの太い真空管の高性能のソーラークッカー
真空管のサイズ 長さ50cm、外径7cm、内径5.5cm、内容積1リットル
政宗式真空管ソーラークッカー放物面スタンドの作り方
放物面は、四つ切り2枚のミラーペーパーをシナ合板で作った焦点6cm の放物線に沿って丸めて作ります。
スタンドは、4ミリ厚のシナ合板に直径7cmの穴を空けて真空管をその穴に通す放物面スタンドを作ります。
食材は耐熱クッキングシートに包んで真空管の中に入れ、真ん中に穴を空けたシリコンゴムの栓で蓋をします。
真空管を太陽の方位と高度に照準器で正確に合わせます。
放物面に太陽光を受け、その反射光で真空管の内部を熱すると、3分100℃、10分200℃、30分で最高温度282℃、37分で焼き芋が出来上がりました。
真空管は魔法瓶効果で取り入れた太陽熱を逃がさないです。内部は282℃でも真空管の外側は手で持てる温度です。
?「政宗式真空管ソーラークッカー」の取り扱いの注意点
- ?真空管ソーラークッカーの弱点は、割れやすいことです。熱くなっている真空管に決して水を入れないこと。 洗いたい時は自然に冷めてからにすること。
- ?軍手は、蒸気で周りがぬれてしまうのを防ぐためと持つときの安全を兼ねています。
- ?真空管の先端が尖っているため割れ防止と怪我を防ぐためにアルミの蓋で包みます。
- ?熱くなった食材を皿などに取り出す時、熱湯が手袋に付かないように十分注意する。
熱湯が付いてしまったときは、直ちに手袋をはずし、十分患部を冷水に浸し冷やす。必要ならヤケドの手当を行う。